すっきり楽しく暮らしたい

映画、読書、ご飯、お出かけの記録。時々、世の中に小さな毒を吐きます…

都響 第990回定期演奏会

年末調整業務が佳境に入って
栄養ドリンクなしには乗り越えられない日々を送ってます^^;


残業で行けないと諦めてましたが
何とか超急ぎの業務のみ終わらせて
半ば無理矢理、定時に退社しました。

サントリーホールもすっかりクリスマス仕様に。


今年最後の定期公演は
クリスマスにちなんだ選曲。

クリスマスと言えば第九ですが
来年以降のお楽しみに取っておきます。


簡単に感想を。


1.キラール クリスマスキャロル

単調な音の組み合わせを
強弱をつけながら
しかし悶々と進んでいく楽曲。

メロディ重視の私には
少々苦しい時間でした(^^;;

クリスマス感もあまりなかったな。



2.ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番ハ短調op18

これは素晴らしかった!

協奏曲と言えば
私の中ではヴァイオリンでしたが

迫力あるピアノ協奏曲に
心を鷲掴みにされました。

反田さんのピアノはダイナミックで
繊細なのにおおらかで。。

昔、知り合いの女性ピアニストのコンサートで
繊細で神経質にすら感じる音色を聴いて
当時まだ学生だった私は、ピアノ全体に苦手意識を持ってしまいました。

数十年振りに聴く生ピアノ演奏で
この苦手意識はすっかり払拭されました。

メロディーも美しく、言うことなし。

もう一度聴いてみたい名曲です!



3. ペンデレツキ 交響曲第2番 クリスマスシンフォニー

重々しく不気味な雰囲気の楽曲。

クリスマスっぽい明るい曲を想像すると
しっぺ返しにあいます…

烈しい打楽器や管楽器の響きに
ぐるぐると忙しく切り替わる旋律。

途中「きよしこの夜」の引用もありますが
クリスマスにサンタがやってくる感は全くなく
泥棒ならぬ怪物たちがやってきそう。

クリスマスにこだわらなければ
海賊船に乗って荒ぶる海を航海しているような…

曲の流れというか、構成が変態的(いい意味)で飽きない。
私は好きでした。

しかしもう一度聴きたいかと言われたら
しばらくお腹いっぱいかもしれない。笑


こういう宮廷音楽の王道から外れた
民族音楽のような荒ぶる楽曲が
私は好きなのかもしれない…

ポーランド民主化運動が背景にあると聞いて、大いに納得でした。


というわけで、定期公演Bシリーズも残りあとわずが。

来年はもう少し回数が少なく
休日に行われるプロムナードコンサートの定期チケットを予約済みです。


また来年も素晴らしい楽曲との出会いを
楽しみにしたいと思います‼︎


※画像は公式からお借りしました。


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