すっきり楽しく暮らしたい

映画、読書、ご飯、お出かけの記録。時々、世の中に小さな毒を吐きます…

枯れ葉

毎週のように映画を観ているのに
レビューが全く追いつかず^^;


中でも印象に残ったのがこちら

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ
労働者4作目。


北欧の映画ってなんか淡々としすぎて
私には合わないと思っていた。


今まで観たカウリスマキ監督の作品は
希望のかなた」と「街のあかり」二つだけ。
ストーリーもぼんやりとしか思い出せない。

特に後者は主人公が悲惨すぎるという
イメージしか残らず…


この映画を選んだのは
ただただ「トーベ」でヒロインを演じていた
女優さんの雰囲気が好きだから。



これは先日見た「PERFECT DAYS」に
似ているかも。


慎ましい生活の中でも
自分らしく生きているアンサを
すぐに好きになりました。


ホラッパの方はアル中で仕事をクビになり
ふらふらしてて。
ダメ男なんだけど哀愁を感じてしまう。


すれ違いばかりの2人が
やっと再会できると思った矢先に
衝撃の展開が!


でも最後はハッピーエンドでした。


この映画も犬がいい味を出してるなと思ったら
監督の愛犬らしい。
演技完璧ですね^_^


元々日本でも人気がある監督だけど

この映画がロングランになるのは
今の時代背景もあるのかなと。


コロナに、戦争に、物価高に、、
何かとままならぬ私たちの生活。


疲弊しそうになることだらけの世の中で

小さな自分なりの幸せを味わいながら
時に誰かとそれを分かち合う。


退院したホラッパを犬と迎えに行くアンサ。

じわじわと心に染みいるラストに
監督の優しさを感じました。


時間に追われて、情報に翻弄されて
自分を失いそうになる時に
ほっと一息、温もりを与えてくれる。


そんな映画でした。


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田無神社

辰年の今年
メディアでも多数取り上げられている神社です。

田無駅から6-7分歩いたところにあります。


神社巡りは混雑を避けて
なるべく平日有休を取った日に行きますが

平日の今日もかなりの人手でした。


5体の龍神を祀っていますが
1体お参りするごとに大行列に並ばなくてはいけない(^^;;


ひとまず手水舎へ
ここにも美しい白い龍が鎮座


そのまま本殿へ
金の龍神に日々の感謝を伝えます。 

ここで15分くらい並びました。


さらに本殿の奥を見ると
龍神に長蛇の列…


心が折れながら、隣を見ると
何やら縁起の良さそうな金の鳥居が。

鳥居の先には大黒様と恵比寿様が。

鯛を2回叩くと福がやってくるそう。

コンコンと心地よい響き。

神田明神に続いて、今年2回目の大黒様。
この神様、福福としていて好き。



龍神は諦めて、撫で龍をしっかり撫で撫で


黒龍神はどこにいるかわからず…


七赤金星の私は南を守る赤龍神へ。
こちらが1番並んでいた。。


30分以上待ってようやくお参りできました!


姿はあまりよく見えませんが

勝負運と成績向上の神様ということで
今年の私にぴったり。


待った甲斐あって、やる気が湧いてきました。


とはいえ、もう並ぶのは無理なので
龍神は写真だけ撮らせてもらいました。


いかにも地元民なご夫婦が
「普段こんなに混まないのにね。異常だね。」
とぼやいていました。

メディアに取り上げられすぎる弊害もあるようで
神社のHPでは注意喚起しています。

マナーを守って参拝したいものですね^_^



すっかり腹ペコになり
地元民に愛されている中華料理店へ。

あんかけ焼きそばのランチ。

まずまずのお味でした。
お店の雰囲気も良かったです。

墨花居 田無店
https://bokkakyotanashi.owst.jp


そのまま、沿線のターミナル駅へ移動。


いつもの星乃珈琲店
いつもの昭和のプリンを頂きました。

お皿が足りないのか、あれれ?な見た目で到着。

ちなみに普段はこんな感じ

全然ちゃうやん!笑笑


味は変わらないけど
盛り付けって大事ですね…


それでも概ね良い日でした^_^

次はどこの神社に行こうかな。


あ、来月は京都旅行だった!!

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サン・セバスチャンへ、ようこそ

久々に観たウディアレン作品。


ハリウッドの例の騒動で
すっかり干されてしまったかと思っていたけど

御年89歳、まだまだ健在のようです。



美しいサンセバスチャンの景色にうっとり。





で、肝心の映画の内容は…





なんと華がない映画だろう。


ウディらしい、毒のある自虐的なユニークさも感じられない。



彼の作品は退屈だけどどこか洒落ていて
ロマンティックなところが好きだった。


この作品にはそれがない。



彼の敬愛する映画へのオマージュが散りばめられていて

原作を好きな人には、違った魅力があるのかもしれない。



でも私はウディの映画が観たくて
映画館行ったのに

彼らしさが感じられない
空虚な作品に感じました。


ウディアレンはまさかこの歳で
守りに入ってしまったんだろうか。
はたまたネタ切れなのだろうか。



従来のアレン作品では

どこか神経質だったり不誠実だけど
ウィットに富んだ老人とか

魅力あるキャラクターが
作品の要になってきたと思うのだけれど


この作品の主人公は
ただの神経質な老人で終わってしまっていて

妻の不貞にも、美女との出会いにも
何より人生に対して、あっさりし過ぎている。



もう一つ、大きな要因はキャストだと思います。
皆さんもちろん演技はちゃんとしてるし
女優さんもそれなりに美しいし。


ただ、アレン作品の主要なキャストとしては
あまりに地味なのだ…



ハリウッドにそっぽを向かれてしまい
魅力あるキャスティングが困難なのかもしれません。。


そう思うと、彼の映画を長年観てきたファンとしては
寂しさが込み上げてしまった。


次作はパリで撮影された
恋愛スリラー『Coup de Chance』で
これが最後の作品だそう。


マッチポイントみたいな映画だと良いなと
ほんのり期待して

日本での公開を待ちたいと思います。



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PERFECT DAYS

先々週末ですが
映画PERFECT DAYSを観てきました。

友人が観たいと言うまで
この映画について何も知らず…

カンヌで男優賞を受賞していたことも
後から知りました。

それくらい無の状態で観た方がいいのかも。



とてもとても静かな映画です。

特に前半、あまりにも喋らないので
どうなるかと思いました^^;



トイレの清掃の仕事に就いて

毎日同じルーティンをこなし

小さな満足を重ねながら生きる主人公。


側から見たら、60代の寂しい独身男。

でも淡々と過ぎていく毎日を
彼は愛しているのだろう。


変わらない幸せを求めている。


そう思っていたのですが

物語が後半に入り
家出してきた姪が彼の生活に入り込んできた辺りから


ああ、変わらないことなんてないんだな、と。


石川さゆりさんが演じる女将の

「このままでいられたらいいのに」
という台詞と


主人公の

「何も変わらないなんてない」
という台詞の対比が

じわじわと効いてくる。。



物語のラスト

いつものようにお気に入りのカセットをかけながら
仕事に向かう車の中で

泣いているようにも、笑っているようにも見える

あの表情は役所さんにしかできないと思った。



ふいに、初めて一人暮らしをした時のことを思い出した。

一人の家に帰宅する、初めての夜道で
私はたぶんあんな表情をしていただろうな。


上を向いて歩こう

涙がこぼれないように


半泣きになりながら
最後は「とにかく笑うんだ」と決めて

精一杯口角を上げて
誰もいない部屋のドアを開けて

ただいまー!と挨拶をした。


あれから20年近く。

この映画の主人公と同じく
すっかり一人暮らしのベテランになってしまったけれど。笑



普段から賑やかな環境にいる人には
なかなか共感を得ない映画かもしれない。


けど、私にはえらく沁みる映画でした。


ヴェンダース監督の作品は
なんだかいつももわっと訳が分からない内に終わってしまうイメージがありましたが

この映画は個人的にかなり好きでした。


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東京神仏巡り 神田明神〜湯島聖堂〜福徳神社

冬の東京
今日はカラカラの晴天


正月明けからハイペースで仕事を頑張ったので
本日はお疲れ有休です。


朝からいつもの星乃珈琲店でモーニングを済ませ

以前から行ってみたかった神田明神へ。


なぜか道に迷い逆走して
20分くらいかかって到着(^_^;)

地図が読める女になりたい。。


鳥居がどーんとお出迎え

短い参道の先に、ど派手!な門。

カラフルで賑やか。
はい、もう好きです^_^

大黒様にもしっかりお参り。
商売繁盛、頼みます‼︎


広い敷地内にはショップやカフェもあり。
エンタメ性が高い。非常に楽しい。

お土産のお菓子と
ご朱印帳、招き猫二体を購入。

お祈りするのはどこに行っても同じで
自分と周りの人達の健康第一。

プラス、今年は個人的に金運を上げたいのです。

なかなか上がらない給与と
上がり続ける物価…

収入が増えますように…

ご利益があることを祈ります‼︎


初神田明神を楽しんだ後は
向かいにある湯島聖堂へ。


こちらは打って変わって
森の中のように木々が鬱蒼としていて
参拝客もほとんどいない。

静かすぎて、明るい神田明神とのギャップがすごい。
道路を挟んでまるで別世界だった。



お腹も空いてきたので
一度は行ってみたかった神田やぶそばさんへ。


とても趣のある佇まい

天ぷらをつけて、贅沢してみた。


汁濃いめで、蕎麦細め。
間違いなく東京人が好きな味。

天ぷらもサクサクで美味しい。


平日からとても贅沢な時間を過ごしてる。

これでまた来週から頑張れそう^_^



お腹も心も満たされたので
20分ほど歩いて三越前へ。


およそ二年振りに福徳神社を再訪

前回の記録↓
日本橋散歩 - すっきり楽しく暮らしたい


残念ながら御朱印は15時で終わりとのこと。

お隣の薬祖神社と一緒にささっと
お参りを済ませました。



久々にコレドへ。
買い物しやすいし、好きなショップがたくさん入っているのでお気に入りです。


今年は洋服やバッグなど
身の回りのものは極力新調しないようにと
目標を立ててます。


何も買わないけど、見ていると楽しい。


喉が渇いたのと、お蕎麦の量が少なかったので
スコーンとミントベルガモットルイボスティーティータイム🎵


以上、
大満足の大人のプチ遠足でした。


ラブ神田〜日本橋

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明けました

2024年、スタート


1月はいつも運気の低下を感じますが

晦日に最悪を味わったので
もうなんでも来い!な心持ちです。


それでも穏やかに過ごしたい。

心がザワザワするのは馬券だけで十分。笑


思い切り自分を甘やかす月にします。


可愛らしいフルーツサンド

おかわりはブルーマウンテン


昨年あたりから
星乃珈琲店がお気に入りです。


フレックス出勤前のモーニングや
友人とのお茶で利用することが多かったですが

最近は1人カフェタイムでも
利用するようになりました。


勉強には不向きだけど
読書や書き物をするには良い空間です。


スタバやタリーズみたく
仕事や勉強で長居する若者もいないし
コメダドトールほどガヤガヤしていない。

チェーン店の中では
落ち着いた雰囲気です。

それほど値段は変わらないし
コーヒーもモーニングのエッグスラット
昭和のプリンも美味しいし。


フードは食べたことがないので
次はランチに行ってみようと思います。




初詣は相性がいいという
隣市の大きな神社に行きました。

参道はたくさんの出店で賑わい
参拝客はほぼ家族連れでした。

大勢の中で列に並んで
ようやく本殿の前に辿り着きましたが
お賽銭箱が撤去されていて
白い布が引かれてました。


布の奥にお賽銭を投げ入れる感じ。
どこへ入れればいいのやら。。
そもそもお賽銭て投げるもんではないよな…


そんな状態なので
お賽銭を入れない人も多くて
情緒が全く無く、直感としても私には合わないなと感じました。


ネットの情報を鵜呑みにするもんではないですね^^;



気を取り直して、仕事初めにいつもの大神宮へ。

やっぱり感じる空気が違う。
どんなに賑わっていても、入った瞬間に別世界なんだよな。

これが相性というものかも。


御神籤を引くと、大吉でした^_^


ただ、大吉だけど内容は決して優しくない。

最近特に課題だなと感じてることを
指摘してくる。

はい、精進します!と
むしろ清々しい気持ちになりました。


今年のお守りはキティ守りにしました。

 

自分への飴と鞭をうまく使って
とにかく心身の健康に努める。

そんな一年にしたいと思います。


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さよなら、2023

2023年を振り返ると
夏を境に自分の中で大きく変わりました。


前半は仕事は慌ただしくも
プライベートは安定して楽しく過ごせていました。


後半もこんな感じで
何の疑いもなく、変わりなく過ごしていけるものだと思っていました。


暑かった今年の夏。


私にとってかなり身近だった趣味仲間と
お盆の帰省から何日も連絡が取れなくなり

何とか状況を知る人と連絡が取れました。

ショッキングな知らせでした。


ただ、彼は今でも生きてます。


でももう前みたいにバカ話をすることは
叶わない。とても寂しいです。

自分の体を労わらなかった彼に
馬鹿野郎と言いたいです。。


少し年上ではありますが、同年代で50代。

1番、心身がガタッと来る年頃です。。



ほぼ毎日していた、他愛のない趣味話のLINE。


日常が突然ぷっつりと途切れて

私の平日の夜はとても静かになりました。

飲みに行くこともなくなりました。


物欲が激減し、欲しいものがわからなくなり
まだ他に仲間はいるものの、趣味の楽しみも半減しました。


以前にもまして、頭の中で忙しく会話するようになった気がします。

ぼーっとしていると何かに飲み込まれそう。



ただ、ありがたいことに仕事は忙しく
職場のメンバーにも恵まれていると感じます。



あれから5ヶ月。

先日ようやくお見舞いに行けました。


想像も覚悟もできていたけれど
やはり姿を見た時のショックは大きかった。。


ただ、仲間と一緒に買っていったぬいぐるみを見せたら

しきりに目で追って
それまで開きっぱなしだった口も
唇が何か話したそうに動き始めて。

条件反射かもしれないけれど
見えてると思うことにします!



そしてこのお見舞いの日、
今月に入ってから足を痛めていた親から

先週、先々週に引き続いてLINEが来て
痛みがまだあり、階段を降りれないと。

頼まれてはいないけど
今週も夕食作りや掃除に来て欲しかったようで

私はもう東京駅から特急に乗るため
友人を待っているところだったので
そう返信したところ


何時間もかけてお見舞いとはご苦労なことだ、

期待した私がバカだった、


と、返信が…


平日自由にならないし
独身の私にも人付き合いがある。

そして、私たち趣味仲間にとってこの日は
毎年、コロナ禍でも出来る限り集まっていた
特別な一日でした。



親のことは心配だけれど
同居の家族もいる。

もちろん、それぞれ得手不得手はあるし
それぞれ予定もあるけれど。



自分の親とはいえ、この反応には
がっかりしてしまった。


その後、私も気を取り直して
具合を尋ねるLINEをしたけれど
未読スルー(ーー;)


他の家族から、階段を降りれるようになり
病院に行けて治療を受けられたと報告が。



こういうことは何度もありましたが
今回はなんだかどっと疲れが来て
不眠状態に。


年の瀬になんだかな。。



今日友人に長々話を聞いてもらい
少し気持ちが晴れました。


どこの親子でも多少なりともある事で

親と同居してる彼女にとっては
日常的にあるようだ。



親子とはいえど別の人間。


お互いを尊重し合って
お互いできることをする。


親に感謝の気持ちを持つことと
人としての相性は別だなと。


親にとってはいくつになっても
立派なおばさんでも子供は子供。


子供が自力で幸せに生きていることが1番。


病床に伏している友人を見て

はたまた老親と同居している友人の話を聞いて


無理をせず、できることはする。

でも、同時に、自分の心身を
生活を、改めて大事にしようと。



そんなことをつらつら考える
2023年の終わりでした。


さて、泣いても笑っても
もう少しで2024年の幕開け。


来年の年末には

今日より少しでも明るく
ハッピーなマインドでブログを締めくくりたいと思います!



お付き合い、ありがとうございました。


良いお年をお迎えください^_^



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