すっきり楽しく暮らしたい

映画、読書、ご飯、お出かけの記録。時々、世の中に小さな毒を吐きます…

初オーケストラ

人生初で
生のオーケストラの演奏会に行ってきました。


上司から招待券をもらったのと
会場が割と近場だったので。


プロのピアニストの演奏会は経験がありますが
かなり心地よく居眠りしてしまい…

オーケストラならある意味普段行くような
ロックのライブと同じで眠くならないだろうと。


マチュアの楽団ですが、昭和初期から活動しているらしく
かなりレベルが高いと聞いてました。


二階のバルコニー席の端っこへ。


周囲を気にしなくていいのと
高い場所にあるので集団がいなそうなので…
お喋りとか、曲の合間で拍手とか、咳とか
なんか気になってしまうので。。
偏見かもしれませんが、、はい、すみません。。


今回のプログラムはスメタナの「わが祖国」


クラシック初心者の私が知ってるのはモルダウのみでしたが

音楽はうんちくではなく、感性で聴くものだと思うのでよし。


一曲目、優しいハープの音色から始まります。

頭の中に田舎の牧歌的な風景が
浮かんできました。
優しいだけでなく緩急ありで
16分近い長い曲でしたが、あまり長さを感じなかったです。


そのまま二曲目のモルダウに流れていくのですが

お馴染みのあのメロディーが流れてきたところで
なぜか胸が苦しくなるような、涙が込み上げるような、強い感情を抑えるのが大変でした。

自分でもびっくりして。

別にこの曲を特別好きと思ったことはなかったのに

オクターブが上がるごとに
どんどん曲に引きずり込まれる感覚。

あまり味わったことがない感情でした。

やはり名曲ゆえでしょうか。
素晴らしいの一言に尽きます。


3曲目以降は、戦争や宗教が絡んでくるので
激しさだったり、暗さを感じるメロディーで
民衆の怒りや悲しみ、勇敢さを感じました。

その中でも4曲目。
3曲目のエネルギーを引き継ぎながらも
途中、祖国の自然を讃える柔らかいメロディーもあって
1曲の中でも変化が目まぐるしい曲でした。


最後6曲目はまだ戦争の余韻を引きずる激しい出だしですが
ラストは祖国愛を感じる力強いメロディーで大団円でした。


(曲の解釈はあくまでも初心者なので
感じたまま、聴いたままを言葉にしてます。)

個人的に1曲目から2曲目の流れがとても好きです。


今回このプログラムを選んだのは
ウクライナの戦争という背景があったそうで

平和を願う気持ちを音楽に託すような
団員さん達の熱意が伝わってきました。


そもそもプロの演奏を生で聞いたことのなかった私が言うのもなんですが

マチュアでこんなハイレベルなのか‼︎と
とても驚きました。

あと今回気づいたこと。
ヴァイオリンや管楽器は華がありますが
ティンパニはすごく重要な役割を担っているんだなと。
なかったら間が抜けそう。女性が叩いていたのもカッコよかった!



さてさて、こうなると
私がクラシックで一番好きな
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を
生で聴きたい!


いろいろ検索したところ
来年の都響の定期公演でやるらしい!


勢い余って2023年の8公演分の会員チケットを購入してしまった^_^


しかもヴァイオリンが
なんとこの方ではないか!

私がクラシックで唯一持っているアルバムです。
多分この人より上手い奏者はたくさんいるんですが、このロックミュージシャンのような風貌で

髪をわさわさしながらヴァイオリンを弾くのを
出来る限り良い席で見たい。


定期会員は二番目にいいA席でも32850円。
1公演あたり4106円。

安くないか?!
クラシックってこんなに安くていいの?
ロックのライブなんてこの2倍はするぞ。


場所は音響が評判のサントリーホール
バルコニーの通路側の席を確保しました。

全公演平日の夜ですが、定時に上がれば余裕で間に合う。
翌日はできる限り有給か在宅にすればいいし。


ちなみに今回のわが祖国ですが
いろいろ聴いてみましたが、私的には今のところこのアルバムがベストです。


同じ楽団が演奏してる他のアルバムも聴いたけど
たまたま日本人の指揮者、小林研一郎さんが指揮したものが

一番力強く、モルダウの美しさが際立っているように感じました。

オススメです!

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