すっきり楽しく暮らしたい

映画、読書、ご飯、お出かけの記録。時々、世の中に小さな毒を吐きます…

枯れ葉

毎週のように映画を観ているのに
レビューが全く追いつかず^^;


中でも印象に残ったのがこちら

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ
労働者4作目。


北欧の映画ってなんか淡々としすぎて
私には合わないと思っていた。


今まで観たカウリスマキ監督の作品は
希望のかなた」と「街のあかり」二つだけ。
ストーリーもぼんやりとしか思い出せない。

特に後者は主人公が悲惨すぎるという
イメージしか残らず…


この映画を選んだのは
ただただ「トーベ」でヒロインを演じていた
女優さんの雰囲気が好きだから。



これは先日見た「PERFECT DAYS」に
似ているかも。


慎ましい生活の中でも
自分らしく生きているアンサを
すぐに好きになりました。


ホラッパの方はアル中で仕事をクビになり
ふらふらしてて。
ダメ男なんだけど哀愁を感じてしまう。


すれ違いばかりの2人が
やっと再会できると思った矢先に
衝撃の展開が!


でも最後はハッピーエンドでした。


この映画も犬がいい味を出してるなと思ったら
監督の愛犬らしい。
演技完璧ですね^_^


元々日本でも人気がある監督だけど

この映画がロングランになるのは
今の時代背景もあるのかなと。


コロナに、戦争に、物価高に、、
何かとままならぬ私たちの生活。


疲弊しそうになることだらけの世の中で

小さな自分なりの幸せを味わいながら
時に誰かとそれを分かち合う。


退院したホラッパを犬と迎えに行くアンサ。

じわじわと心に染みいるラストに
監督の優しさを感じました。


時間に追われて、情報に翻弄されて
自分を失いそうになる時に
ほっと一息、温もりを与えてくれる。


そんな映画でした。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村