映画好きなら誰でも観ている
そんな言わずと知れた一作ですが
実は観たことがありませんでした!
なぜなら、私は映画は映画館で主義で
これまで何度とリバイバル上映されていましたが
ことごとく機会に恵まれず…
ようやく観ることができました。
この映画がなんで愛されてるのか
よーくわかりました。
完全版もあるらしいですが
個人的にはこれ以外に必要なシーンが
あるのだろうか、って思います。
鑑賞後に発した第一声は
「イタリア人になりたい」でした。
友人はわかってくれましたが
我ながら小学生みたいな感想。笑
この監督の作品は、意識せず結構観ていて
どれも暗くて切ないイメージでしたが
もちろんこの映画もそういうシーンはあるけど
イタリア人ならではの陽気さも、たっぷり描かれてました。
切り取られたフィルム一枚一枚に
たくさんの愛情が詰まっていたんだなーって。
最後のシーンは暖かい涙なしには観られません。
それから、もっと古い映画かと思っていたんですが
もう少し早く生まれていれば、オンタイムで映画館で観れたかもしれないということに驚きました。
本格的に映画を観だしたのは、たぶん高校生くらいからなので。
ちなみに今までで劇場で1番泣いた映画は
この監督の「ある天文学者の恋文」だと思います。
とても悲しい映画ですが、思い切り泣きたい時にはおススメの一本です。