数あるスポーツの中でも
観戦が楽しみなのがフィギュアスケート。
今シーズンから、ロシア三人娘だったり
もう失敗する構図が見えないチェン選手のゆるぎない強さだったり
ユヅリスト達には申し訳ないけれど
特に全日本を観た後、女子だけでなく男子も時代が変わったんだなと実感しました。
ロシア三人娘がいなければ
紀平選手はやっぱりズバ抜けているし
羽生選手だって、チェン選手が出ていなければ
少々のミスでも優勝できるけれど
全日本は疲労があるとはいえ
そろそろ引退が近づいているのかもと思わせてしまうような、見たこともない姿でした。
4回転を頑張りすぎることでプログラムが壊れてしまうなら
無理に入れ過ぎない、または潔く飛ばないという選択を、もっと選手ができるような時代になればいいな。
実際、今シーズン私が一番好きな
思わず目を奪われてしまうプログラムは
ブレイディ・テネル選手のFS
「ニューシネマパラダイス」です。
テネル選手は4回転も3回転半も飛びません。
それでも、曲と一体となった美しいプログラムは
いつでもうっとりするし、感動で涙さえでてしまいそうになります。
羽生選手にも、何度見ても心に刺さる「SEIMEI」を
もう一度見せて欲しいと思います。
個人的には、紀平選手の選曲があんまり好みじゃないのですが
もう少し大人になったら、ほんとに伝統的なクラシックを優雅に踊る姿を見てみたいです。