久しぶりの邦画です。
ヨーロッパの丁寧に作られた
良質な映画を見た時のような気持ちになりました。
静かで
切なくて
美しい。
涙が奥からこみ上げて
胸がギュッと締め付けられて
苦しくて
でも、暖かい。
控えめに言っても素晴らしい映画でした。
かなり衝撃なシーンもあるので
心が疲弊している人は
もう少し落ち着いてから見た方がいいかもしれない。
少しネタバレします。
見たくない人はスルーしてください。
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毒親に心を踏みにじられて
大切な2人の人を失って
それでも白鳥のように強く美しく舞う。
これはハッピーエンドなのかな。
一筋の希望をもって
コツコツと強く生きること。
この時代に何か問いかけているようでした。
そして、、
草彅くんはこの作品のインタビューで
「自分は役者ではない」と言っていたけど
私はすごい役者だと思いました。
ジャニーズにもSMAPにも興味なかったけど
役者・草彅剛にはこれからも注目したいと思います。
邦画はどれも同じようだとか
安っぽいとかペラペラだとか思って
ごめんなさい。
時々、こういう作品に出会うと
ぜひ海外でも上映してほしいと思ってしまいます。
もう一言、音楽も素晴らしいです!