角川シネマ有楽町にて
うーん、これは…
涙なしには観られない
なのに、主人公に1ミリも
感情移入できない(°_°)
周りはみんな本当に良い人なんです!
いや、シュバルだって悪い人間じゃないし
むしろ純粋すぎるくらいだけど…
感情がなかなか表に出ないし
死にゆく妻に、はっきりとお前は死ぬみたいに言っちゃうし。
嘘をつく必要ないけど
言葉に詰まるとか、戸惑うとか、ないんかい…
人見知りが過ぎて、自分の前妻の墓前にすら出てこようとしない。
親類に引き取られる息子に声ひとつかけない。
妻の大切にしてた畑を、自分の計画のために
黙って潰してしまったり。
それでいて物凄い頑固で
自分のこだわりは絶対に譲らない。
愛情表現ひとつできないのに
なぜか愛される。
それはただ一生懸命だからだろう。
幸せな人だなと思う。
シュバルの作った奇想天外な理想宮は
見てみたい気もするけど。
素晴らしい映画なんだけど
最後までモヤモヤが残りました。