昨日はチケットを頂いて
池袋演芸場に行ってきました！
桂扇生さんの独演会です。
演目はこちら
落語は三春会以来まだ二回目のにわかです。
演芸場に行く人々というのはきっと
かなりコアな落語好きなんだろうと
なんだか勝手に緊張してましたが
全然大丈夫でした^_^
前回はホールで高座が遠かったけど
こじんまりしてて、噺家さんとの距離も近くて楽しい。
演目で一番気に入ったのは
最後の「三軒長屋」
じわじわ盛り上げていって
最後にドカンと落とす。
たまらなく面白いです。
最近、生まれる時代を間違えたかなと
時々思います。
長屋暮らしにとても憧れます。
便利じゃなくても人情があって
身分や貧富の差があっても
知恵を絞ったり、助け合ったりして
たくましく生きる。
それが当たり前の時代。
実際に暮らしたら大変な時代なんだろうけど。
便利だけど乾いた現代に生まれて
ちょっぴり損した気分です。
30代までは
行ったこともない北欧の文化にかぶれて(多くの女子が通る道だけど)
イッタラだの、マリメッコだの、アラビアだの、わーわー言ってましたが
40過ぎてから、日本の、とりわけ古いものに惹かれるようになりました。
遠い国の見たこともない暮らしより
そう遠くない昔に、身近にあった暮らしや
大衆文化に触れたいと思うんです。
10年前の自分では考えられなかったこと。
昔から大切に引き継がれてきた
日本ならではの丁寧で素朴な暮らし。
現代の暮らしでそれを完全に再現するのは難しいけど
できる限り、ものに囚われない生活をしたいもんです。
落語の話のはずが、暮らしの話になってしまいましたが^^;
次はキョンキョンこと
柳家喬太郎さんの落語を見てみたいです。
映画予算を削って、落語予算立てなくちゃ。
