昨日は有休が取れたので
私入れて観客6人。安心安全(たぶん)
やっぱり映画は平日の昼間に限る。
家なき子と言えば、私たちの世代は
安達祐実なんだけれど(^^;;
こちらはフランスの家なき子です。
レミという高貴な産着を着た男の子。
捨てられ、拾われ、あげく30フランで売られて。。
まあひどい話なんだけど。
彼を買った旅芸人の親方がまたいい人で。
演じるはフランスの名優、ダニエル・オートゥイユ
久しぶりに彼の映画を観たな。
と思っていたらもう御歳70だそうな。
親方と犬のカピ、サルのジョリクールと共に
旅を続けながら、たくましく生きる少年レミ。
ジョリクール、親方との別れは涙なしには見られません。
最後には実の母に会えて
初恋の女の子をお嫁さんにもらって
自分のような子供たちのために孤児院を開く。
(盛大にネタバレ)
ハッピーエンドだけど、ただただ幸せ物語ではなくて
数々の困難や悲しみを乗り越えた先の話。
エンドロール中もあちらこちらからすすり泣きが聞こえました。
もちろん私も涙腺崩壊。
これ、とてもいい映画なのにな。
なんでこんな小規模な上映なんだろう。
キャストもなかなか豪華だし。
ダニエルの他にも
「ニューシネマパラダイス」で青年期のサルバトーレを演じたジャック・ペラン
「スイミングプール」のリュディビーヌ・サニエ
「8人の女たち」のビルジニー・ルドワイアン
フランス映画を観る人なら
誰でも名前を聞いたことのあるような俳優陣に
レミ役のマロム・パキンの天使のような歌声。
そして、犬のカピが個人的にはツボ。
たくましくて賢くて、優しいワンコ。
児童文学の金字塔的作品。
もっとたくさんの人に見てほしいなぁ。
スワンと1、2を争う
私的今年の上位作品です‼︎